2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

しっかり考えること:哲学の重要性

国会の「政倫審」を公開にするか非公開にするかで散々揉めたが、実に愚かなことだ。「包み隠さず説明する」と言っているのだから、完全公開で何が不都合なのか説明困難だろうに。政倫審の現行規則がどうであれ、今どき、公開せず議事録も残さないなど時代錯…

今日もあれこれと

まずは訂正。この前、なでしこ主将の熊谷を29歳と書いたが33歳の間違いだった。あと、ボランチに谷川の名前も書き忘れた。実際には杉田、林、谷川の誰も出なかったけど。 それにしても、昨夜のなでしこの試合は、何とか勝って良かった。熊谷をボランチからセ…

柄谷行人流の経済学への理解メモ

柄谷行人の本を読みながら、経済学には詳しくない私なりの理解した内容を、思いつくままにメモしておこう。 相対的価値形態:商品・・物、サービス、労働力など 「売られる立場」にある=売れなければ何の価値もない 商品の価値を使用価値や交換価値で説明し…

スポーツ観戦あれこれ 女子の卓球とサッカー

卓球の世界選手権女子団体決勝の様子はYouTubeに出ていて堪能できる。いやはや何ともスゴイ試合だった。優勝した中国の選手がインタビューで、孫エイサも陳夢も感極まって泣いてたしな。それほどの試合だった。中国に男子はストレート負けしたが女子はマジで…

今日もあれこれと

前官房長官の松野氏が、辞める直前に官房機密費4000万円以上を自分に支出したって話を「しんぶん赤旗」がスクープし、国会答弁でも現官房長官が事実だと認めている。もちろん公益・国益に資する使い方をしたと本人は説明しているが、普通の庶民感覚で言えば…

大手マスコミが伝えないあれこれ

「原子力資料情報通信」596号が届いた。私は勉強のためにこれを定期購読している。今月号も、新たに知る事柄が多い。 一つは、311子ども甲状腺がん裁判の報告だ。福島原発事故当時6歳~16歳の6名に、当時12歳だった女性が加わり計7名が原告となった裁判であ…

核融合をめぐって

最近、核融合を有望視する報道・論説等が多く見られる。例えば「核融合ベンチャーが10年で実現は本当か」(https://agora-web.jp/archives/240126010709.html)とか「核融合発電「原型炉」開発着手へ、量研機構が主体に」(https://newswitch.jp/p/40257)とか「…

ボツにされた原稿のこと

いつも使用している言論サイトに投稿した原稿が、今回はボツになった。志賀原発その他の危険性や、羽田の航空事故関連の、報道に関する疑問点を書いただけなのに。今、世の中の人たちが気づいたら困ることが書かれていたからだろうか? ボツにした理由を、編…

笑わせる「ひやっしー」

前回、脱炭素は科学的根拠がなく無意味であると述べたが、CO2温暖化説を無邪気に信じたのかどうか知らないが、「世界最小のCO2回収装置」とする「ひやっしー」の記事が、朝日新聞に載った(https://www.asahi.com/articles/ASRDH0F09RCWPLBJ003.html)。この記…

最大のグリーンウオッシュは脱炭素だ

グリーンウォッシュ:英語のWhitewashing(うわべを取り繕うこと)+Green(環境に優しい)を組み合わせて作られた造語。1980年代から米国の環境活動家によって唱えられた。 意味としては、実際には環境に十分配慮していない商品やブランドについて、パッケージ…

柄谷行人の読書感想 続き

昨23年の透析読書で収穫だったのは、思想家・柄谷行人に出会ったことだろう。最初に読んだのは、作家・中上健二との対談集で、これがなかなか面白く、興味を惹かれたのだった。実は、私の中での柄谷像は、小林秀雄と吉本隆明の亜流という位置づけで、この両…