孫台風が、やっと通過した。楽しくもあり、エネルギーを吸い取られもした。やれやれだ。
なでしこジャパンは惜しくもスウェーデンに負けてしまったが、2点目の長野のハンドは疑問が残る。あれは、サッカー規定にもある「予期せず当たったハンド」に相当するのではないか？確かに腕に当たってはいるが、目の前の選手が動いてすぐにボールが飛んできて当たっているから。録画でゆっくり見れば明らかだ。
あの試合、レバタラを言えば、植木のpkか藤野のfkが入っていれば、同点または逆転だった。もっとも、その前にDF熊谷が相手FWに競り負けて完全に失点、と言う場面で相手が外してくれたから、長野のハンドが無効だったとしても実質2失点していた。だから、日本も2点以上取らなければならなかった。まあ、世界11位が世界3位に冷や汗をかかせただけでも偉いけど。
今のなでしこの主力は二十歳台前半だし、十代にも有望株がたくさんいるから、今後まだまだ強くなれる。できれば、来年のパリ五輪でベスト4くらいは狙ってほしい。決して夢ではない。この際、三十歳以上には引いてもらい、全部若手で固めて欲しい。
話は変わるが、今回の台風7号、進路予測が全然当たらなかった。前週金曜日の11日には15日頃静岡県を直撃する予測があったので、通っている透析クリニックでは15日を休診にするため13日の日曜も開業して調整した（15日分を14日に、14日分を13日に実施）。しかし結果的には台風が予測より大分西寄りにずれたので直撃はせず、暴風雨もほぼやって来なかった。大ハズレだ。今の気象予報の精度では、4日先の台風の位置を確実に予測するのは無理なのだ。
気候関連で言えば、NASAが地球気温が過去最高だと発表し、NHKなどは大喜びで報道しているが、中身が酷い。NASAの発表したグラフだと、気温は過去から一定に上昇しているように見えるが、人工衛星で観測したデータでは、気温は毎年上下し、一定に上昇などしていない。
また、気温上昇の大きな原因が海水温上昇にあると言っておきながら、温暖化は人類のせいだと言っている。人間活動が海水温に影響しているとの科学的根拠は、見たことないけど？
海水温が気温に影響するのは当たり前だ。熱容量が1000倍も違うから。つまり、同じ質量ならば、気温が1000℃変わるとはじめて海水温が1℃変わるのだ。実際、太平洋や大西洋では周期的な水温変化が知られていて、気温もそれに合わせて変動している。科学では「事実」がすべてを決める。「人為的温暖化説」がデタラメなインチキであることは、いずれ事実が明らかにする。実際には、今手に入るデータだけでも、この説が破綻していることは分かる。この説を盲信している人たちは、何を根拠に信じているのだろうか？自分でデータを調べてみれば分かるのに。
