自己紹介 3

人工透析生活に入る時には、抵抗感はあった。さぞ、不便な生活になるだろう・・と。しかし実際に始めて見ると、思ったよりは快適だった。一つは、それまで悩まされていた各種の不調が軽減されたこと。睡眠障害や足のほてり、つり、痒みなど、加齢による不調だと思っていた症状が、どれも良くなった。頭もスッキリして、以前より若返ったような気さえした。透析は、最初の「針刺し」さえくぐり抜ければ、あとは痛みも何もないので単に時間経過を待つだけである。透析用の針は結構太いので、麻酔なしだとかなり痛いが、患者には「ペンレス」という局所麻酔用フィルムが支給され、それを2時間前に貼っておくと、痛みが大分和らぐ。ただし完全に無痛とはならない。実際、患者たちの中には「痛〜い」と言う人もいる(少数だが)。

あと、私自身は透析クリニックにも恵まれた。担当医師やスタッフが親切で腕も良い。みんな優しくて、何ていい人たちばかりだろう・・と、いつも思う。これは特筆しておきたい。

私はSNSを全くやらない。やることによる利益よりも、受ける精神的苦痛の方が大きいと思うから。特に、ネトウヨと呼ばれる人たちの標的になると、罵詈雑言・誹謗中傷がイナゴのように飛んでくるらしい。私がよく読む「世に倦む日々」(https://note.com/yoniumuhibi/)と言うブログでは、しばしばその様子が書かれていて、読むたびにゾッとする。私の神経ではとても耐えられまい。このブログ主の精神力には、いつも感服する。

アゴラに書いた記事に寄せられたコメントでも、結構嫌な思いをした。悪意に満ちた、ろくに本文を読んでいそうもない無理解なコメントに、傷ついた。せめて、ちゃんと読んでから書き込んでくれよ・・。でも、自分の意見と異なる文章には感情的に反発して書き込むので、論理性とかそんなものは、最初から考慮外なんだと思う。私の知人たちの多くも、コメントは無視だと言っているが、基本的にはそれが正解なのかも知れない。結局はこのように、一人で文章を書き綴るしかないと思う。

私自身は、こうして文章を書き残しておけば、死んだ後でも誰かがネットから掘り起こして読んでくれると思って書くので、今すぐたくさんの「いいね」を貰いたいとは思っていない。受け狙いは書かず、ネットの片隅で、ひっそりと、思うことを今後書き連ねるつもりである。